徳島杉のプレカット材

培われた伝統の技を、現在の技術で実現

『徳島すぎの家』は木材生産者と設計者、施工者の連携で成り立っており、みな同様に木に熱い思いを抱いています。
『徳島すぎの家』では培われた伝統を受け継ぎながら、新しく構造材のプレカット技術を生かして、強度、精度、コスト、工期など、今の木造建築に求められる厳しい要件を満たす道を開きました。

徳島杉 プレカットの様子

伝統の技には時間と労力が必要

土台や柱、梁など、家の軸組となる木材を構造材といいます。その構造材の接合部分は仕口・継手(しぐち・つぎて)と呼ばれます。
構造材を組み上げた時の強度を保つため、伝統的にさまざまな仕口・継手の加工が工夫されてきました。
そして優れた精度は熟練大工の手仕事の技術が支えとなり、時間と労力が費やされます。
伝統の技 墨出し

プレカット技術で時間や労力の問題を解決!

「徳島すぎの家」の構造材は仕口・継手の伝統を受け継ぎながら、新しいプレカットという技術を生かし工場で加工しています。
強度、精度、コスト、工期など、今の木造建築に求められる厳しい要件を満たす道が新たに開かれ、広く多くの方に良質の木材を提供できる基盤が整ったといえます。

プレカットされる木材は人工乾燥で品質の安定した状態に仕上がっていますから、加工後、変形するなどの無垢材特有の気難しさに悩むことが少なくなりました。

しかし、プレカット(機械加工)でもオールマイティではなく、丸太柱、登り柱などは大工手加工で加工しております。
木材加工割合はプレカット加工70%、大工手加工30%で、機械加工の良いところ、大工手加工の良いところを織り交ぜた加工を行っています。

プレカットの技術で時間や労力の問題を解決

信頼性の高い構造材を安定してお届けできます

プレカット工場に家の図面が持ち込まれ、間取り図から直接CADシステムでデーターを管理します。
迅速に強さ、正確さをキープして構造材の加工を行います。
海部林材(協)では構造材の人工乾燥をしてからプレカットを行っています。
ですから寸法の狂いや反りなどの問題が解決され、信頼性の高い構造材をお届けできるのです。

▼1棟(約45坪)の作業時間例の比較

作業 従来の工法 プレカット工法
設計 5 5
木びろい 4
部材発注 1 1
段取り 2 2
墨付け 50
加工 195 7
上棟 8 6
時間計 265時間 21時間
時間比率 12 1
徳島杉 プレカットの現場


 
製材はその木の命をもう一度生かすこと  
『徳島すぎの家』では大切に育てた木材資源を生かしきるために、良質な木材の安定供給に力を注いでいきたいと考えています。
木は再生可能な資源ではありますが、健康でりっぱな木を育てるには数十年の年月と地道で過酷な林業の作業が必要です。
一本一本の杉の木には丹精が込められています。
「製材はその木の命をもう一度生かすこと」
『徳島すぎの家』はそのような信念を持って、山の息吹が宿った住まいづくりを目指します。
→木についてのお話はブログでも
プレカット材 徳島杉